古本買取のエピソード

今では数多くの古本屋がありますが、どの古本屋にもたいてい、欲しがる傾向の古本があります。古本買取をしてほしい古本屋が遠くにある場合は知人と本を交換して、それぞれが古本店に向かうこともあります。このようにして、とある古本が七十代の店主が経営する古本屋にたどり着きました。持ち込まれた古本には一冊数万円で取り引きされることもある戦前の少年雑誌がありました。少年雑誌は子供たちの間で回し読みをされていくうちにぼろぼろになり、現存するものが少ないため高額になりやすいそうです。

古本屋の店主は、仲間と共同でつくっている古書目録に、1万円でその雑誌を掲載しました。すると、すぐに地方のお店から注文がありました。そのお店の店主はまだ若く、古本屋を開いてからまだ日も浅いようでした。若い店主は喜んで古本買取をして、同じジャンルの本があったらまた買い取らせてほしいと頼むほどだったといいます。

若い店主はその本を早速、刊行時の何倍もの値段をつけて店の棚に並べました。これまでに扱ってきたどの古本よりも「骨のある」本が手に入ったことで、店全体の格も上がったかのようでした。若い店主は一人、悦に入り、よりいっそう古本屋の業務に励んだといいます。

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